2026年10月12日(月・祝)に放送された『カズレーザー&石井亮次も知らない神研究!シャーベル賞』が話題となっています。
今回の番組では、「ラーメンが美味しくなる水」「食べても太らない可能性がある脂」「老化を抑えるポテンシャルを秘めたドリンク」など、驚きの研究が次々と紹介されました。
なかでも気になるのは、これらの研究が本当に科学的に証明されているのか、私たちの生活にも取り入れられるのかという点ではないでしょうか。
実は、番組で紹介された研究の中には、大学が発表した研究成果や学術論文で詳しい内容を確認できるものがあります。
一方、「ラードを食べれば太らない」「特定の飲み物で若返る」といった受け取り方には注意が必要です。
研究で確認された結果と、今後期待される可能性は、必ずしも同じではありません。
この記事では、シャーベル賞2026で紹介された5つの研究を中心に、研究者のプロフィール、科学的根拠、生活への取り入れ方を徹底解説します。
さらに、料理に使う水を見直す方法や、普段の食生活を手軽に整える選択肢も紹介します。
番組を見逃した方も、研究内容が気になった方も、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- シャーベル賞2026で紹介された5つの研究と研究者
- ラーメンが美味しくなる水の正体
- ラードと牛脂で体への作用が異なる理由
- 老化研究に関係する飲み物の科学的根拠
- 食用サボテンと腸内環境の関係
- 高校生が研究した究極の拍手
- 水や食生活を見直す具体的な方法
- 番組の見逃し配信と関連動画の探し方
- シャーベル賞とは?カズレーザーと石井亮次がMCを務める注目番組
- シャーベル賞2026で紹介された神研究5選
- ラーメンが美味しくなる水とは?雨水研究の驚くべき秘密
- 食べても太らない脂は本当?ラードと牛脂の研究を詳しく解説
- 老化を抑える可能性があるドリンクとは?福島洋一教授の研究
- 次世代スーパーフードは食用サボテン!腸内環境との関係に注目
- 高校生が開発した究極の拍手とは?中川航さんの研究がすごい!
- シャーベル賞の研究はどこまで信じていい?科学的根拠を比較
- シャーベル賞2026の受賞者は誰?阿部亮平も出演
- シャーベル賞の見逃し配信はどこで見られる?TVerとYouTubeを確認
- まとめ|シャーベル賞2026の神研究から分かったこと
シャーベル賞とは?カズレーザーと石井亮次がMCを務める注目番組
シャーベル賞はどんな番組?
『カズレーザー&石井亮次も知らない神研究!シャーベル賞』は、優れた研究成果を生み出しながらも、世間では十分に知られていない研究者にスポットを当てる知的バラエティー番組です。
カンテレ・フジテレビ系で放送され、研究成果だけでなく、研究者が歩んできた道のりや研究に対する情熱にも注目しています。
一般的な科学番組では、実験結果や最新技術の仕組みを中心に紹介することが多いでしょう。
しかし、シャーベル賞は研究者の個性や研究を続ける理由まで深く掘り下げるところに特徴があります。
「なぜそんな研究を始めたのか」「何年も研究を続けられる原動力は何なのか」といった部分を知ることで、科学への興味が自然に湧いてきます。
さらに、最も研究への熱意と愛情が感じられた研究者に、番組独自のシャーベル賞を授与する仕組みも設けられています。
科学の専門知識がなくても楽しめる一方、研究内容を詳しく知ることで新たな発見につながる番組です。
2026年10月12日の放送日時と出演者
第2弾は2026年10月12日(月・祝)の22時15分から23時09分まで放送されました。
MCはメイプル超合金のカズレーザーさんと、フリーアナウンサーの石井亮次さんです。
ゲストにはSnow Manの阿部亮平さん、さらば青春の光の森田哲矢さん、島崎和歌子さん、動画クリエイターのひまひまさんが出演しました。
今回の放送では、食品や健康など生活に密接に関係する研究を中心に、5人の研究者が登場しています。
MC2人が研究の仕組みや背景を掘り下げ、出演者とともに、その意外性や研究者の熱意に迫る構成となっています。
特に食に関する研究は、日常生活との距離が近いため、視聴者が自分の生活に置き換えて考えやすいテーマです。
第1弾との違いは?
2026年3月30日に放送された第1弾では、空気中からDNAを使って鑑定する研究や、恋愛作品から考察するキスの研究などが紹介されました。
それに対して第2弾は、ラーメン、食用油、飲み物、野菜といった食生活に関連するテーマが中心です。
日常的に接するものの中にも、まだ知られていない科学的な仕組みがあることを実感できる内容になっています。
シャーベル賞2026で紹介された神研究5選
研究者と研究内容を一覧で確認
まずは今回紹介された5つの研究を整理してみましょう。
【シャーベル賞2026・研究内容一覧】
| 研究テーマ | 研究者 | 主な研究内容 |
|---|---|---|
| ラーメンが美味しくなる水 | 笠井利浩教授(福井工業大学) | 雨水の超軟水という特性を料理に応用 |
| 食べても太らない可能性がある脂 | 金子賢太朗准教授(明治大学) | ラードと牛脂の構造やレプチンへの作用 |
| 老化研究に関係するドリンク | 福島洋一教授(大東文化大学) | 飲料成分と健康機能に関する研究 |
| 次世代スーパーフード | 横山さや香さん(中部大学大学院) | 食用ウチワサボテンと腸内環境・脂質代謝 |
| 究極の拍手 | 中川航さん(並木中等教育学校) | 大きな音を出す拍手の科学的研究 |
いずれも身近なテーマですが、研究内容を詳しく見ると、それぞれ異なる科学的なアプローチが用いられています。
日常生活に役立つ研究はどれ?
5つのうち4つは、食生活や食品に関係するテーマです。
例えば雨水の研究では、水の性質が料理の風味に与える影響が注目されています。
ラードの研究は、脂質の種類だけでなく、その分子構造に目を向ける新しい視点を示しています。
食用サボテンの研究では、普段は観賞用という印象が強い植物に、食品としての可能性があることが分かります。
一方、究極の拍手は、身近な動作を科学的に分析する探究の面白さを教えてくれます。
今回の番組の魅力は、身近な疑問から新しい科学的発見につながることを実感できる点にあるでしょう。
それでは、各研究の内容を詳しく見ていきましょう。
ラーメンが美味しくなる水とは?雨水研究の驚くべき秘密
福井工業大学・笠井利浩教授が開発した雨水ラーメン
「雨水を使うとラーメンが美味しくなる」と聞いたら、驚く人が多いのではないでしょうか。
このユニークな研究を進めているのが、福井工業大学の笠井利浩教授です。
笠井教授の研究室では、雨水を適切に処理して利用する技術や、雨水を生活資源として活用する研究に取り組んでいます。
その応用例として紹介されたのが、雨水の超軟水という特徴を生かした「雨水ラーメン」です。
2025年11月には、福井市で雨水ラーメンの試食会が開催されました。
大学の研究紹介によると、適切に処理した雨水を活用し、だしの風味を生かしたラーメンを開発したとのことです。
約150人の来場者からは、甘みや透明感のある味わいについて好意的な感想が寄せられたと報告されています。
この研究が面白いのは、雨水を単に飲み水として活用するだけでなく、料理の味を引き立てる資源として捉えていることです。
雨水はなぜラーメンに向いているの?
ポイントは、水に含まれるミネラル成分です。
水にはカルシウムやマグネシウムなどが含まれており、その量によって硬水と軟水に分類されます。
雨水は、地中の岩石などからミネラルを取り込む前の水であるため、条件によっては非常に硬度の低い水になります。
笠井教授らは、この性質に注目しました。
だしの風味を生かす料理では、水のミネラル成分が味の印象に関係することがあります。
ただし、軟水を使えば必ず美味しいラーメンになるとは限りません。
スープの材料、塩分、温度、調理時間なども味を決める重要な要素だからです。
今回の研究は、水の性質を理解することが料理の可能性を広げるという点で興味深い成果といえます。
家庭で雨水ラーメンを再現しても大丈夫?
ここで注意したいのが、研究に使われる処理済みの雨水と、家庭で集めた雨水はまったく異なるということです。
雨水には、空気中の物質や屋根の汚れ、細菌などが混入する場合があります。
透明な水だからといって、そのまま飲用できるわけではありません。
家庭で雨水を集め、一般的な浄水ポットに通しただけで安全になると考えるのは危険です。
雨水を飲用や調理に使うには、汚染への適切な対策と必要な水質検査が重要になります。
家庭で水による味の違いを試したい場合は、安全性が確認された飲用水を使用する方法がおすすめです。
例えば、市販の軟水と普段使用している水道水を使い、同じ条件でだしを取って比較することができます。
水の種類以外の調理条件をそろえることで、風味の違いを観察しやすくなります。
雨水を料理に利用するための基本的な流れ

※これは研究の考え方を説明する概念図であり、家庭での雨水飲用を推奨するものではありません。
毎日の料理や飲み水にこだわりたい人におすすめの方法
水について知ると、「普段飲んでいる水や料理に使う水も見直したい」と感じる方がいるかもしれません。
そんな場合に考えられる方法の一つが、浄水型ウォーターサーバーです。
例えばLocca(ロッカ)は、水道水を利用するタイプの浄水型ウォーターサーバーです。
宅配ボトルを定期的に受け取る方式とは異なり、水道水を使えるため、重い水ボトルを交換する手間を減らせます。
また、温水や冷水を利用できる機種もあり、飲み水だけでなく、お茶やコーヒーなどを作る際にも活用できます。
ただし、浄水型ウォーターサーバーで水道水が必ず超軟水になるわけではありません。
今回の雨水研究と同じ味が再現できるという意味でもないため、水質の特徴と機種の機能は分けて考えることが大切です。
Loccaが向いている人
一方、ウォーターサーバーは設置場所が必要になり、月額料金も発生します。
Loccaには複数の機種と料金プランがあり、契約期間や途中解約時の費用なども異なるため、申し込む前に確認しておきましょう。
水道水を使う浄水型ウォーターサーバーに興味がある方は、公式サイトで機種や料金プランを比較できます。
※水道水向けの浄水サービスであり、未処理の雨水を飲用可能にするものではありません。
食べても太らない脂は本当?ラードと牛脂の研究を詳しく解説
明治大学・金子賢太朗准教授の研究とは?
今回のシャーベル賞で、特に気になった人が多そうなのが「食べても太らない脂」というテーマです。
脂っこい食品を食べると太りやすいという印象があるため、非常にインパクトのある研究といえるでしょう。
この研究を進めているのは、明治大学農学部の金子賢太朗准教授らの研究グループです。
2025年8月に明治大学が発表した研究では、ラードと牛脂の分子構造の違いが、体内でのホルモンの働きに影響する可能性が示されました。
研究で注目されたのは、脂肪酸の種類だけでなく、脂肪酸が分子のどの位置に結合しているかという点です。
ラードと牛脂は、含まれる脂肪酸の構成が似ていても、その結合位置に違いがあります。
そこで研究グループは、ラードまたは牛脂を使った特殊な食事をマウスに与え、体重や代謝、ホルモンへの反応を比較しました。
その結果、一定の実験条件でラードを摂取したマウスは、牛脂を摂取したマウスに比べて体重増加が一部抑制されるなどの変化が確認されました。
ラードと牛脂の違いは脂肪の構造
ラードは主に豚の脂肪から作られる油脂で、牛脂は牛の脂肪から作られます。
どちらも一般的に料理に使われる油脂ですが、分子構造には違いがあります。
食用油脂の主要成分であるトリアシルグリセロールは、グリセロールという骨格に3本の脂肪酸が結合した構造です。
同じ脂肪酸を含んでいても、結合する位置が異なれば、消化や代謝との関係が変化する可能性があります。
明治大学の研究では、この違いに注目しました。
特に脂肪酸の結合位置と、体内の食欲・代謝調節に関係するホルモンの作用を調べたことが重要です。
つまり、油の働きを考えるときには、単純に「動物性の油だから悪い」「植物性の油だからよい」と分類するだけでは十分でない可能性があるのです。
レプチンとは?食欲と体重に関係するホルモン
今回の研究で重要な役割を持つのが「レプチン」です。
レプチンは主に脂肪細胞から分泌され、脳の視床下部などに働きかけるホルモンです。
体内のエネルギー状態を知らせ、食欲やエネルギーバランスの調節に関係します。
しかし、肥満などに伴ってレプチンへの反応が弱くなることがあります。
この状態はレプチン抵抗性と呼ばれています。
金子准教授らの研究では、ラードを摂取したマウスの方が、牛脂を摂取したマウスよりもレプチンへの反応が維持されやすい結果が確認されました。
このことから、脂質の構造が体重や食欲に関係する仕組みを考えるうえで、重要な研究成果といえます。
ラードと牛脂の研究で分かったこと

※マウス実験の結果を簡略化した図であり、人間での減量効果が証明されたものではありません。
ラードを食べれば人間も太らない?
ここは特に注意したいポイントです。
今回の結果は、特定の実験条件で飼育されたマウスを対象としています。
マウスと人間では、代謝や生活環境が異なるため、結果をそのまま人間に当てはめることはできません。
さらに、ラードも牛脂もエネルギーを持つ食品です。
油脂は基本的に1gあたり約9kcalのエネルギーがあるため、食べる量が増えれば摂取エネルギーも増加します。
体重管理には食事の総量、運動量、睡眠、生活習慣など、さまざまな要素が関係しています。
したがって、「ラードを食べれば太らない」と考えるのではなく、脂質の構造によって体への作用が異なる可能性があると理解することが重要です。
脂質が気になる人は普段の食事をどう見直す?
今回の研究をきっかけに、食生活を見直したくなった方もいるでしょう。
まず意識したいのが、特定の油を避けることだけに集中せず、食事全体の栄養バランスを考えることです。
例えば揚げ物を頻繁に食べる場合は、調理方法や食べる頻度を見直してみる方法があります。
また、肉や魚、野菜、主食などを組み合わせ、偏りの少ない食事を心がけることも大切です。
ただ、毎日仕事や家事で忙しいと、栄養バランスを考えながら献立を作るのが難しいこともあります。
そんな場合は、栄養成分を確認できる食事サービスを活用する方法もあります。
忙しい人の食事管理に「nosh」という選択肢
nosh(ナッシュ)は、冷凍された食事を自宅に届けてくれる宅配食サービスです。
商品ごとにカロリー、脂質、たんぱく質、糖質、塩分などの栄養成分を確認できるため、食事を選ぶ際の参考になります。
特に、仕事が忙しくて自炊の時間が取れない方や、食事の内容を記録したい方には便利な選択肢です。
noshの公式メニューページでは、カロリーや脂質などの栄養成分で並べ替えることもできます。
例えば脂質の量を確認しながらメニューを選んだり、たんぱく質を意識して食事を組み合わせたりする方法があります。
もちろん、noshを食べれば必ず痩せるという意味ではありません。
自分の生活や必要な栄養量に合わせて、食品を選ぶことが大切です。
noshが向いている人
利用する際は、食数、配送頻度、送料、冷凍庫の空きスペースなどを確認しましょう。
普段の食事の栄養成分を意識したい方は、noshのメニューをチェックしてみてください。
※noshは今回のラード研究の成果を利用した食品ではありません。
老化を抑える可能性があるドリンクとは?福島洋一教授の研究
大東文化大学・福島洋一教授の研究に注目
今回紹介された研究の中には、老化を抑える可能性がある飲み物についてのテーマもありました。
担当したのは、大東文化大学スポーツ・健康科学部の福島洋一教授です。
福島教授は、食品や飲料に含まれる成分と健康の関係について研究を進めています。
特にコーヒーやお茶、ポリフェノール、カフェインなどに関する研究実績があります。
番組公式サイトでは、研究対象を「老化を抑えるポテンシャルを秘めたドリンク」と紹介しています。
この表現を読むと、飲むだけで若返る特別な飲み物が存在するように感じるかもしれません。
しかし、健康への働きが研究されていることと、人間の老化を防ぐ効果が証明されていることは別問題です。
ここでは、福島教授がこれまでに公表した関連研究から、その科学的な背景を見ていきましょう。
抹茶に関する研究では何が分かっている?
福島教授は、抹茶の健康機能に関する研究にも携わっています。
抹茶にはカテキンなどのポリフェノールや、テアニン、カフェインなどの成分が含まれています。
カテキンは抗酸化作用などが研究されている成分です。
抗酸化作用とは、酸化に関わる反応に対して働く性質のことです。
老化と酸化ストレスの関係は長年研究されており、食品に含まれる成分がどのような働きを持つのかについても注目されています。
福島教授が参加した2022年の研究では、老化が進みやすい特徴を持つマウスを用いて、抹茶やカフェインを除いた抹茶の影響を調べました。
その結果、脳の海馬に存在する一部のタンパク質などに変化が見られました。
ただし、記憶機能への影響は限定的であり、人間の老化防止が証明されたわけではありません。
この研究は、抹茶に含まれる成分と脳の機能との関係を考えるうえで、重要な手掛かりになるものです。
※番組で紹介された飲み物の商品名については、番組公式の文章資料からは特定できないため、ここでは福島教授の既発表研究を紹介しています。
抹茶と筋力トレーニングの関係も研究されている
福島教授が関わった2023年の研究では、健康な若い男性を対象として、抹茶飲料と筋力トレーニングの組み合わせが調べられました。
参加者は抹茶飲料または比較用の飲料を摂取しながら、一定期間のトレーニングを行いました。
研究では筋力、筋肉量、疲労感、腸内細菌などの変化を評価しています。
その結果、抹茶を摂取したグループで、一部の指標に好ましい変化が観察されました。
ただし、試験の規模や対象者には限りがあります。
抹茶を飲むだけで筋力が高まる、あるいは運動しなくても筋肉が増えるという意味ではありません。
あくまで、抹茶の摂取と運動を組み合わせた際の変化を調べた研究です。
毎日飲めば若返るという考え方には注意
老化には、遺伝、生活習慣、栄養、運動、睡眠、紫外線など多くの要素が関係します。
したがって、特定の飲み物を飲むだけで老化を防げると考えるのは適切ではありません。
また、抹茶にはカフェインが含まれているため、体質や摂取量によっては睡眠などに影響する場合があります。
飲み物の健康機能に興味がある場合も、効果を期待して大量に摂取するのではなく、食生活全体のバランスを考えることが大切です。
研究は健康的な生活を考えるためのヒントであり、特定の飲み物だけに頼る必要はありません。
次世代スーパーフードは食用サボテン!腸内環境との関係に注目
食用サボテンとはどんな植物?
サボテンといえば、トゲがあって乾燥に強い観葉植物というイメージが一般的ではないでしょうか。
しかし、海外にはサボテンを野菜として食べる文化があります。
メキシコなどでは、ウチワサボテンの若い茎に当たる部分が食材として使われ、ノパルなどの名前で親しまれています。
今回のシャーベル賞で紹介されたのは、中部大学大学院の横山さや香さんが取り組む食用ウチワサボテンの研究です。
2025年9月に中部大学などが発表した研究では、食用ウチワサボテンが腸内細菌や脂質代謝に及ぼす影響が調べられました。
サボテンは乾燥した環境に適応できる種類も多く、食料資源としての可能性にも関心が集まっています。
食用サボテンは、単に珍しい食品というだけでなく、栽培面や栄養面でも研究する価値のある植物なのです。
食用サボテンと腸内環境の関係
中部大学などの研究グループは、ノパレア・コケニリフェラというウチワサボテンを対象に、マウス実験を行いました。
実験では、通常食や高脂肪食にサボテン粉末を加えた飼料を一定期間与え、腸内細菌の変化などを調べています。
その結果、サボテンを摂取したグループでは、腸内細菌の多様性の向上などが確認されました。
さらに、酪酸を作る一部の腸内細菌が増加したことも報告されています。
酪酸は短鎖脂肪酸と呼ばれる物質の一種です。
短鎖脂肪酸は腸内細菌が食物繊維などを利用して作り出すもので、腸内環境や体の代謝との関係が研究されています。
今回の結果は、食用サボテンが腸内細菌の構成に影響を与える可能性を示しています。
コレステロールへの影響も研究されている
注目されるのは、腸内細菌の変化だけではありません。
今回の研究では、血液中の脂質に関係する指標にも変化が見られました。
中部大学の発表によると、マウス実験では血清総コレステロールやnon-HDLコレステロールなどの低下が確認されています。
また、便中に排出されるコレステロール量が増加したことも報告されました。
これらの結果から、食用サボテンと脂質代謝の関係が注目されています。
ただし、研究はマウスを対象としたものであり、人間がサボテンを食べることで同じ効果を得られるとは限りません。
食用サボテンを食べればコレステロールが必ず下がるという意味ではないことを理解しておきましょう。
食用サボテンと腸内環境の研究

※マウスを対象とした研究結果の概念図であり、人間に対する健康効果を保証するものではありません。
食用サボテンはどんな味?どこで買える?
食用ウチワサボテンは、海外ではサラダや炒め物、スープなどに使われています。
風味や食感は品種、収穫時期、調理方法によって異なります。
日本でも食品用のサボテンが販売されることがありますが、一般的なスーパーでは扱いが限られる場合があります。
購入する際に確認したいのが、食用として販売されているかどうかです。
観賞用のサボテンは、品種や栽培時の農薬使用歴などが食品向けと異なる可能性があります。
園芸店で購入したものを、種類を確認せずに食べることは避けましょう。
また、研究に用いられたサボテンと市販品が同じ品種とは限りません。
食品用と表示された商品を選び、原材料や加工方法などを確認することが大切です。
食用サボテンをきっかけに、毎日の野菜を見直してみよう
今回の研究を知って、「普段の食事でも野菜をもっと取り入れたい」と感じた方もいるのではないでしょうか。
特定の食品だけに注目するのではなく、いろいろな種類の野菜を取り入れることは、食生活の幅を広げる方法の一つです。
しかし、忙しい毎日の中で、野菜を買いに行き、献立を考え、調理するのは負担に感じる場合もあります。
そんなときに選択肢となるのが、食材宅配サービスです。
Oisixのおためしセットなら野菜中心の料理を始めやすい
Oisix(オイシックス)は、野菜や食材、ミールキットなどを自宅に届ける食材宅配サービスです。
初めて利用する方向けに、おためしセットも用意されています。
Oisixのおためしセットには、旬の食材やミールキットなどを体験できるものがあり、内容は時期によって変わります。
ミールキットには、必要な食材やレシピがセットになっているものもあります。
普段あまり使わない野菜に出会えることもあり、料理の幅を広げたい方にとって選択肢の一つになるでしょう。
また、献立を一から考える手間を減らせることも魅力です。
Oisixが向いている人
ただし、Oisixのおためしセットに、今回研究された食用サボテンが含まれているという意味ではありません。
また、通常の食材を食べることで、今回の動物実験と同じ結果が得られるわけでもありません。
普段の食生活を見直すための選択肢として考えるとよいでしょう。
おためしセットの購入前に確認すること
Oisixのおためしセットは、初めて利用する方が対象です。
セットの種類や商品内容、価格、利用条件は変更される場合があります。
注文する前に、届く食材の内容や配送エリア、アレルギー表示などを確認しましょう。
食材を使い切れるかどうかも大切なポイントです。
一度にたくさんの食材を購入するより、自分の生活に合う量から試す方が無理なく続けられます。
普段の野菜や献立を見直したい方は、Oisixのおためしセットの内容を確認してみてください。
※掲載されている商品内容や利用条件は、購入前に公式サイトでご確認ください。
高校生が開発した究極の拍手とは?中川航さんの研究がすごい!
部活動を盛り上げたいという気持ちが研究のきっかけ
今回のシャーベル賞で、ほかの研究とは少し異なるテーマとして注目されたのが「究極の拍手」です。
この研究を進めたのは、茨城県立並木中等教育学校の中川航さんです。
中川さんは、自身の所属する剣道部を拍手で盛り上げたいという思いから、大きな音を出す方法を研究しました。
拍手は、特別な道具がなくても誰でもできる身近な動作です。
しかし、音が出る仕組みを詳しく調べてみると、手の形や当て方など、さまざまな要素が関係していることが分かります。
中川さんは、そうした違いを実際に検証することに挑戦しました。
760通り以上の拍手を検証
番組では、中川さんが760通り以上の拍手を検証した研究が紹介されました。
拍手の音は、手のひらの当たり方や手の形、叩く速度などによって変わります。
例えば、手のひら同士を平らに合わせる場合と、手のひらの内側に少し空間を作る場合では、発生する音の特徴が異なる可能性があります。
こうした違いを測定するときには、条件をそろえることが重要です。
音の大きさを比較する場合、測定器までの距離や周囲の騒音なども結果に影響するからです。
中川さんは、拍手という日常的な動作を科学的な研究対象として捉えました。
学校の公式サイトでは、「拍手を最強にしたい!」という研究が校内の課題探究コンテストで金賞に選ばれたことも紹介されています。
さらに、外部の探究コンテストでファイナリストに選出された実績もあります。
世界記録レベルの拍手に挑戦
番組では、世界が驚くような大きな音を出す拍手への挑戦も紹介されました。
音の大きさを表す単位として知られているのがデシベルです。
しかし、デシベルの数値は測定距離や測定条件によって変わるため、条件の異なる数値を単純に比較することはできません。
また、世界記録として認められるには、正式な審査や認定が必要です。
中川さんの研究が正式な世界記録として認定されたかどうかについては、確認できる公開資料だけでは断定できません。
この研究の面白さは、単純な音の大きさだけではありません。
「拍手を強くしたい」という素朴な疑問を、科学的な方法で検証したこと自体に大きな価値があります。
身近な疑問も立派な研究になる
科学研究というと、大学の研究室や高価な実験装置を思い浮かべるかもしれません。
しかし、身近な現象について疑問を持ち、その原因を調べることも科学的な探究の第一歩です。
例えば、同じ容器でも水の量によって音が変わる理由を調べたり、紙飛行機の形による飛距離の違いを比較したりすることも研究につながります。
大切なのは、予想を立て、条件をそろえて実験し、結果を記録することです。
中川さんの研究は、科学の面白さを感じさせてくれる好例といえるでしょう。
中川航さんの研究について並木中等教育学校の公式サイトで確認する
シャーベル賞の研究はどこまで信じていい?科学的根拠を比較
マウス実験と人間への効果は別の話
テレビで紹介された研究成果は、非常に魅力的に感じられるものです。
特に健康に関する情報は、自分の生活にすぐに取り入れたくなることもあるでしょう。
しかし、研究の結果を正しく理解するには、どのような条件で得られた結果なのかを確認する必要があります。
例えばマウス実験は、体内の仕組みを調べるうえで重要な研究方法です。
一方、マウスで確認された変化が、人間にも同じように起こるとは限りません。
人間を対象とする研究でも、参加人数や試験期間、比較方法によって、結果の信頼性を判断する必要があります。
「研究で明らかになった」という一言だけで、すべての人に同じ効果があると考えるのは適切ではありません。
5つの研究結果と注意点
【シャーベル賞2026・科学的根拠と注意点】
| 研究テーマ | 公開情報で確認できる内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 雨水ラーメン | 適切に処理した雨水を料理に活用 | 未処理の雨水は飲用しない |
| ラードと牛脂 | マウス実験で体重増加やレプチン反応の違いを確認 | 人間の減量効果は未確立 |
| 老化関連ドリンク | 飲料成分や抹茶などの健康機能に関する関連研究 | 老化を防ぐ効果を断定できない |
| 食用サボテン | マウス実験で腸内細菌や脂質指標の変化を確認 | 人間への効果は今後の検証が必要 |
| 究極の拍手 | 学校の探究成果や番組で研究を紹介 | 記録の正式認定は別途確認が必要 |
研究を比較すると、それぞれ異なる目的や方法で実験が行われていることが分かります。
SNSで話題になった情報は本当?
科学的な発見は、SNSで大きな話題になることがあります。
特に「太らない脂」「老化を防ぐ飲み物」のような表現は、短い文章でも強い印象を与えます。
しかし、研究者が示した結論と、SNSで広がる情報が必ずしも同じとは限りません。
例えば「マウス実験でラード群の体重増加が一部抑えられた」という結果が、「ラードを好きなだけ食べても太らない」と伝わってしまった場合、重要な条件が失われています。
科学的なニュースを読むときは、研究対象、実験方法、結果、限界の4つを確認することが大切です。
また、健康に関する口コミは個人の体験であり、同じ効果がすべての人に現れる根拠にはなりません。
番組の面白さを楽しみながら、研究の条件を正しく理解することが、科学との上手な付き合い方です。
シャーベル賞2026の受賞者は誰?阿部亮平も出演
シャーベル賞の受賞者はどう決まる?
シャーベル賞では、研究の成果だけでなく、研究者の情熱や研究愛にも注目しています。
第2弾では、大学教授や大学院生、高校生など、異なる立場で研究に取り組む5人が登場しました。
研究の分野も食品、健康、音の科学など多岐にわたります。
番組公式の事前紹介では、最終的に誰が受賞するのかを見どころの一つとして紹介しています。
ただし、参照できた公式の文章資料では、第2弾の最終受賞者名まで確認できませんでした。
正確な受賞結果については、放送本編や公式の放送後情報で確認する必要があります。
Snow Man阿部亮平も出演
今回の番組には、Snow Manの阿部亮平さんもゲスト出演しました。
阿部さんは気象予報士の資格を持つなど、知識を生かした活動でも知られています。
前回に続く出演となった第2弾でも、研究者が紹介するテーマに関心を寄せ、番組の企画に参加しています。
特に今回のテーマは食品に関するものが多いため、普段の食生活と研究内容を結び付けて考えられるところも魅力です。
専門的な研究を、身近な疑問として楽しく学べることが、番組の人気につながっているのでしょう。
カズレーザーと石井亮次の組み合わせも魅力
カズレーザーさんと石井亮次さんの組み合わせも、この番組の見どころです。
研究内容を論理的に考える視点と、研究者の人間性に迫る視点が組み合わさることで、科学的なテーマが分かりやすく伝わってきます。
研究者自身の言葉を通じて、発見の背景にある試行錯誤や努力を知ることができます。
研究成果そのものだけではなく、研究を続ける人への興味が生まれることも、シャーベル賞ならではの特徴です。
シャーベル賞の見逃し配信はどこで見られる?TVerとYouTubeを確認
TVerの見逃し配信を確認する方法
シャーベル賞を見逃した場合は、まずTVerで配信状況を確認してみましょう。
番組はTVerでの配信が案内されていましたが、見逃し配信の有無や視聴期限は番組ごとに異なります。
また、配信期間が終了すると、番組ページが残っていても動画を再生できない場合があります。
確認するときは、TVerの番組ページで2026年10月12日の回が視聴可能かどうかを確認してください。
YouTubeで関連動画を探す方法
YouTubeでは、テレビ番組の関連動画だけでなく、研究者や大学が公開している研究紹介動画を探すこともできます。
特に、研究の仕組みを映像で理解したい方は、大学などの公式アカウントが公開している動画を確認すると参考になります。
ただし、検索結果には番組と直接関係のない動画も含まれます。
出演者の発言や研究内容を確認する際には、動画の投稿元を確認してください。
関連動画を探す
まとめ|シャーベル賞2026の神研究から分かったこと
2026年10月12日に放送された『カズレーザー&石井亮次も知らない神研究!シャーベル賞』では、身近な生活につながる5つの研究が紹介されました。
雨水の超軟水という特徴を生かしたラーメン、ラードと牛脂の分子構造の違い、飲料成分と健康の関係、食用サボテンの可能性、そして高校生が開発した究極の拍手など、どれも興味深いテーマでした。
特に印象的なのは、普段当たり前だと思っているものにも、まだ知られていない科学的な仕組みがあるということです。
今回の研究を知って、料理に使う水を見直したくなった人や、普段の食生活について考えるようになった人もいるかもしれません。
そのような関心をきっかけに、家庭で安全にできる工夫を試してみるのもよいでしょう。
ただし、研究で確認された効果と、人間の日常生活で期待できる効果は必ずしも同じではありません。
健康に関する情報では、マウス実験と人間での研究を区別し、過大な期待を持たずに理解することが大切です。
科学研究の魅力は、すぐに生活に取り入れられることだけではありません。
何気ない疑問から新しい発見が生まれ、その積み重ねが将来の技術や生活の改善につながることにも大きな価値があります。
今回のシャーベル賞をきっかけに、身近な食べ物や日常の出来事を、少し違った視点で見てみてはいかがでしょうか。
