岐阜県本巣市のケーキ店「さんらいず」で発生した火災について、「さんらいずで何があった?」「なぜ人が刺されたの?」「火事と刺傷事件は関係している?」と気になっている人が増えています。
2026年9月5日午後9時ごろ、岐阜県本巣市宗慶にあるケーキ店「さんらいず」の店舗兼住宅から火が出て、男女3人が死亡し、2人が負傷する重大事件となりました。
しかも、これは単純な店舗火災ではありません。
警察への110番通報では、**「人が刺された」「ガソリンをまいている」「火事になっている」**という趣旨の内容が伝えられていました。
その後の捜査では、焼け跡から複数の刃物に加え、ガソリンなどを入れる携行缶も押収されています。
さらに、死亡した3人のうち、1階で発見された男性は腹部を刺されたことによる失血死で、2階で見つかった女性は急性一酸化炭素中毒で死亡したことが判明しています。
もう1人は、現場の駐車場付近で発見され、その後死亡した瑞穂市の会社役員・林寛至さん(70)です。
警察は林さんが事件に関与した可能性があるとみて、殺人と放火の疑いを視野に捜査しています。
ただし、2026年9月8日現在、誰が男性を刺したのか、誰がガソリンをまいて火を付けたのか、そして動機が何だったのかという事件の全容は確定していません。
この記事では、さんらいずケーキ店でいったい何が起きたのかについて、現在判明している情報を時系列で整理します。
さんらいずケーキ店で何があった?まず事件の概要を整理
結論からいうと、さんらいずで起きたのは、刺傷事件と放火が関連している可能性が高いとみられている5人死傷事件です。
事件が起きたのは2026年9月5日午後9時ごろでした。
場所は岐阜県本巣市宗慶にあるケーキ店「さんらいず」です。
建物は1階が店舗、2階などが住宅として使われていた店舗兼住宅でした。
当時ケーキ店はすでに営業を終了しており、住宅部分では女性店主と中学校時代の同級生らによる集まりが開かれていました。
そこへ後から林寛至さんが合流した可能性があることが、9月8日の捜査関係者への取材で新たに報じられています。
そして午後9時ごろ、建物内にいた女性から警察へ110番通報が入りました。
通報内容は「人が刺された」「ガソリンがまかれた」「火事になっている」という趣旨でした。
消防が消火活動を行い、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、鉄骨2階建ての建物約300平方メートルが焼けました。
焼け跡の1階から男性、2階から女性の遺体が見つかり、さらに病院へ運ばれた70歳男性の死亡も確認されました。
結果として3人が死亡し、店主を含む2人が負傷する事件となっています。
【図解①】さんらいず事件で起きたこと
2026年9月5日夜
↓
ケーキ店は営業終了
↓
2階住宅部分で
店主+中学時代の同級生らが集まる
↓
70歳男性も後から合流した可能性
↓
何らかのトラブルが発生か
↓
「人が刺された」
「ガソリンをまかれた」
と110番通報
↓
店舗兼住宅が炎上
↓
約3時間後に鎮火
↓
1階:男性死亡
2階:女性死亡
駐車場付近:70歳男性→搬送後死亡
↓
3人死亡・2人負傷
↓
殺人・放火の疑いを視野に捜査
事件当日は同級生の集まりが開かれていた
「なぜ閉店後のケーキ店に多くの人がいたのか?」という点も、この事件を理解するうえで重要です。
CBCテレビの9月8日の報道によると、事件当日は66歳の女性オーナーと中学時代の同級生9人が、建物2階の住宅部分で集まっていたとされています。
つまり、最初から集まっていたのは女性店主を含む10人だったとみられます。
この集まりは突然始まったものではありません。
CBCテレビによれば、女性店主が幹事を務める形で約9年前から始まり、年に1回ほどのペースで同窓会が開かれていたということです。
また、一部報道では食事やマージャンなどをしていたとされています。
したがって、通常であれば旧友同士が集まる親睦の場だったと考えられます。
ところが、この日の夜に状況が一変しました。
9月8日の時事通信系報道では、死亡した林さんは女性店主と同級生らが集まっているところへ後から合流し、一度店を離れた後、再び戻ってきたとみられることが伝えられています。
ここは今回の事件で非常に重要なポイントです。
警察は、林さんがなぜ会合に加わったのか、途中でどこへ行ったのか、そして再び店へ戻った後に何が起きたのかを詳しく調べているとみられます。
事件当日の時系列
| 時期・時間 | 現在までに判明・報道されている内容 |
|---|---|
| 9月5日夜 | ケーキ店の営業終了後、店主と中学時代の同級生らが集まる |
| 夜 | 70歳の林さんが後から合流した可能性 |
| その後 | 林さんが一度店を離れ、再び戻ったとの報道 |
| 午後9時ごろ | 「人が刺された」「ガソリンがまかれた」などと110番通報 |
| 通報後 | 店舗兼住宅が激しく炎上 |
| 約3時間後 | 火が消し止められる |
| 現場検証 | 1階と2階から男女2人の遺体を発見 |
| 9月6日 | 搬送されていた林さんの死亡を確認 |
| 9月7日 | 男性の死因が刺傷による失血死と判明 |
| 9月8日 | 携行缶や複数の刃物、男性の刺し傷など捜査情報が相次いで判明 |
このように見ると、通常の火災が先に発生したのではなく、人が刺されるなどの異常事態と火災が連続して発生した可能性が浮かび上がっています。
死亡した3人に何があった?1階男性は腹部を刺され失血死
この事件では3人が死亡していますが、それぞれ発見された場所や死因が異なります。
まず、焼け跡の1階から発見された男性についてです。
司法解剖などの結果、男性は腹部を刺されたことによる失血死だったことが判明しました。
さらに9月8日の報道では、男性は腹部中央付近を正面から刺されており、傷が大動脈にまで達していたとされています。
警察は現場からナイフや包丁など複数の刃物を押収しています。
ただし、店がケーキ店であることから、押収された刃物の中には店舗業務で使用されていたものも含まれる可能性があると報じられています。
そのため、押収されたどの刃物が実際の凶器なのかについては捜査中です。
一方、建物2階から発見された女性は、急性一酸化炭素中毒で死亡したことが明らかになっています。
火災で発生した煙などを吸い込んだ可能性が考えられますが、具体的な死亡までの状況については今後の捜査を待つ必要があります。
そして3人目が、瑞穂市の会社役員・林寛至さん(70)です。
林さんは店内の焼け跡ではなく、店舗前の駐車場付近にあった車から発見され、病院へ搬送された後に死亡しました。
被害状況を整理
| 人物 | 発見場所・状況 | 死亡・負傷状況 |
|---|---|---|
| 身元確認中の男性 | 建物1階 | 腹部を刺され失血死 |
| 身元確認中の女性 | 建物2階 | 急性一酸化炭素中毒で死亡 |
| 林寛至さん(70) | 駐車場付近の車 | 搬送後に死亡 |
| 女性店主(66) | 現場 | 負傷し搬送 |
| 男性(65) | 現場 | 負傷し搬送 |
| その他の同級生ら | 現場から避難 | 無事と報道 |
※2026年9月8日午後時点の報道に基づきます。
死亡者3人のうち、林さんについては警察が事件への関与を疑っている点に注意が必要です。
つまり、「死亡した3人全員が同じ立場の被害者だった」と現段階で単純に整理することはできません。
関連ニュース動画
事件直後の状況については、CBCテレビなどが映像付きで報じています。
CBCテレビ公式「現場からガソリンなどを入れる携行缶を押収」
なぜ放火事件とみられている?ガソリンの携行缶も押収
今回の事件を単なる「火事」と考えにくい最大の理由は、110番通報の内容と現場から見つかった物です。
事件発生直後、警察には「人が刺された」「ガソリンをまいている」「火事になっている」という趣旨の通報がありました。
さらに9月8日までに、焼け跡からガソリンなどを入れる携行缶が押収されていたことが判明しました。
これは事件の全容を解明するための重要な物証になる可能性があります。
警察は、死亡した林さんがガソリンを現場に持ち込んだ可能性についても調べていると報じられています。
ただし、ここで注意しなければならないことがあります。
「携行缶が見つかった=林さんがガソリンをまいて放火した」と現段階で確定したわけではありません。
警察は今後、携行缶の入手経路や付着物、林さんの事件前の行動、関係者の証言などを総合的に調べることになると考えられます。
【図解②】なぜ殺人・放火事件として捜査されている?
110番通報
「人が刺された」
↓
1階の男性
腹部を刺され失血死
↓
現場から複数の刃物
│
├──────────┐
↓ ↓
「ガソリンを 携行缶を
まかれた」 現場で押収
│ │
└────┬─────┘
↓
建物が炎上
↓
殺人+放火の疑いを
視野に捜査
なお、事件とは直接関係ありませんが、火災への一般的な備えとしては住宅用消火器を確認しておくことも大切です。
防災用品①:住宅用消火器
※今回のような意図的な行為と通常の家庭防災は別問題であり、防災用品が事件そのものを防げるという意味ではありません。
死亡した70歳男性は事件に関与?警察が自宅を家宅捜索
今回の事件で大きな焦点になっているのが、搬送後に死亡した林寛至さん(70)の行動です。
林さんは瑞穂市の会社役員で、事件当日の現場にいた11人のうちの1人でした。
しかし、他の人たちと異なり、林さんは建物内ではなく、店舗前の駐車場にあった車から発見されています。
この発見状況や現場にいた人の証言などから、警察は林さんが事件に関与した可能性があるとみて捜査しています。
県警は殺人と現住建造物等放火の疑いで林さんの自宅を家宅捜索し、車も押収したと報じられています。
さらに、9月8日の報道では、林さんは店主と同級生の集まりに後から合流したとみられ、一度店を離れた後に再び戻ってきたという捜査情報も出ています。
これが事実であれば、警察が確認するポイントは非常に多くなります。
林さんが最初に店を訪れた理由は何だったのか。
なぜ一度店を離れたのか。
離れている間にどこへ行っていたのか。
再び店に戻った時に何を持っていたのか。
そして、戻った後に誰とどのようなやり取りをしたのか。
こうした事件前後の行動が明らかになれば、刺傷と火災が発生した順序や動機の解明につながる可能性があります。
一方で、林さん本人はすでに死亡しています。
そのため、本人から直接事情を聴くことはできず、警察は現場にいた人の証言、防犯カメラ、車や自宅からの押収物、携帯電話など客観的な証拠を積み重ねる必要があります。
女性店主と林さんの関係は?「交際」の証言もあるが動機は不明
「なぜ70歳男性が同級生の集まりにいたのか?」という疑問から、女性店主との関係にも注目が集まっています。
東海テレビ・FNNは、林さんと女性店主の双方を知る人物への取材として、2人が交際していたという趣旨の証言を報じています。
また、林さんは同級生の会合には招待されていなかったとみられるという報道もあります。
このためインターネット上では「男女関係のトラブルだったのではないか」「嫉妬が原因ではないか」など、さまざまな推測が出やすい状況です。
しかし、ここは非常に慎重に見る必要があります。
女性店主と林さんに交際関係があったという知人証言と、今回の事件の動機は別の問題です。
警察が「交際をめぐる嫉妬が動機だった」などと公式に結論付けたわけではありません。
また、事件発生直前に具体的にどのような会話やトラブルがあったのかも、現段階では明らかになっていません。
事件記事では、推測を事実のように伝えると当事者や家族、関係者への重大な影響につながる可能性があります。
そのため、現時点では**「人間関係を含めて警察が詳しい経緯を調べている」**という範囲にとどめて理解するのが適切でしょう。
火災のとき同級生たちはどうやって逃げた?
今回の火災では、建物内に多数の人がいたにもかかわらず、6人は大きな被害を免れています。
CBCテレビによると、店舗部分と住宅部分をつなぐ階段付近などが激しく焼けており、同級生らは逃げ場を失って屋根の上へ向かったとみられるということです。
この状況からも、短時間のうちに炎や煙が広がった可能性がうかがえます。
火災では炎そのものだけではなく、煙や一酸化炭素が大きな危険になります。
今回、2階で発見された女性の死因も急性一酸化炭素中毒でした。
一般的な住宅火災への備えとしては、住宅用火災警報器の作動確認や避難経路の確認が重要です。
特に2階建て住宅では、「いつも使っている階段が使えない場合にどう逃げるか」を家族で確認しておくことが大切です。
防災用品②:住宅用火災警報器
さんらいずはどんなケーキ店?本巣市で20年続く人気店
事件現場となった「さんらいず」は、岐阜県本巣市宗慶にあるケーキ店です。
公式サイトでは、2026年で開店から20年を迎える店として紹介されていました。
住所は岐阜県本巣市宗慶415-3です。
営業時間は公式サイト上で午前9時から午後7時まで、定休日は水曜日と案内されています。
店ではケーキだけでなく焼き菓子やクッキーなども販売し、カフェスペースも設けられていました。
中でも岐阜県産の米粉だけを使った「こめこめサンド」は、岐阜県米粉スイーツコンテストで優秀賞を受賞した商品として公式サイトで紹介されています。
近隣住民からも人気店だったという声が報じられており、事件前には20周年感謝祭の開催も告知されていました。
地域で長年親しまれてきた店だけに、突然の事件に驚いた人は少なくありません。
今回の事件は、通常営業中の客を巻き込んだ事件ではなく、閉店後の店舗兼住宅で発生したものです。
この点は、「ケーキを買いに来た客が事件に巻き込まれた」と誤解しないよう注意が必要です。
さんらいず事件でまだ分かっていないこと
報道によって多くの情報が出てきていますが、今回の事件にはまだ解明されていない点が多数あります。
特に重要なのは次の6点です。
① 1階の男性を実際に刺した人物は誰なのか
男性が正面から腹部を刺されて死亡したことは分かっていますが、刺した人物について警察の最終的な発表は出ていません。
② ガソリンを現場へ持ち込んだ人物は誰なのか
現場から携行缶が見つかり、林さんが持ち込んだ可能性があると警察が調べていますが、確定情報ではありません。
③ 誰が火を付けたのか
通報時にはすでにガソリンと火災に関する情報が出ていますが、実際に出火させた人物や方法は捜査中です。
④ 林さんが一度店を離れた理由
9月8日の報道では、一度店を離れた後に戻ったとされています。
この空白時間の行動は、事件の全容を解明するうえで重要なポイントになりそうです。
⑤ 事件直前にどんなトラブルがあったのか
同級生の会合で何らかのトラブルが起きた可能性が調べられていますが、具体的な内容は公表されていません。
⑥ 動機は何だったのか
ネット上ではさまざまな推測がありますが、警察から確定的な発表はありません。
【図解③】今後の捜査で注目されるポイント
林さんが後から会合へ
↓
一度店を離れる
↓
再び店へ戻ったとの報道
↓
何が起きた?
┌────┼────┐
↓ ↓ ↓
男性を ガソリン 出火
刺した? を誰が? は誰が?
└────┼────┘
↓
現場証言・押収物・
車・自宅などを捜査
↓
事件の順序を特定
↓
最終的な動機・全容解明へ
現時点で最も重要なのは、報道で示された「可能性」と警察が確認した「事実」を混同しないことです。
関連YouTube動画
事件発生からその後の捜査については、ニュース映像でも確認できます。
SNSでは「何があった?」と関心、根拠のない犯人・動機情報には注意
この事件は、「人気ケーキ店で火災」「人が刺された」「ガソリンをまかれた」という複数の要素が同時に報じられたため、ネット上でも大きな関心を集めています。
特に検索では、「さんらいず 何があった」「本巣市 ケーキ店 事件」「さんらいず 火事」「ケーキ店 刺された」など、事件の全体像を知ろうとする人が増えると考えられます。
一方、SNSや掲示板では速報報道から推測した情報が急速に拡散することがあります。
今回も「男女関係が原因だったのでは」「嫉妬だったのでは」などの見方が出やすい事件ですが、警察が正式に認定した動機ではありません。
「交際していたという知人証言がある」ことと、「交際トラブルが犯行動機だった」ことは同じではありません。
事件に関する新情報を確認するときは、警察発表やNHK、共同通信、地元報道機関など、情報源が明確な報道を確認することが重要です。
また、亡くなった人や負傷者、その家族、現場にいた同級生などについて、確認されていない個人情報を拡散することも避けるべきでしょう。
今回の事件から考える家庭の火災対策
今回の事件は一般的な失火とは性質が異なる可能性があり、通常の火災対策だけで防げる事件だったとは言えません。
それでも、火災が発生した際に命を守るという観点では、日常的な備えを確認するきっかけにはなります。
火災では停電や煙によって周囲が見えにくくなることがあります。
夜間の場合はさらに避難が難しくなるため、玄関や寝室付近に防災用のLEDライトなどを置いておく方法があります。
また、普段使用する階段や玄関が使えないケースを想定し、家族で「第二の避難経路」を確認しておくことも重要です。
火災が発生した際は、物を取りに戻ることよりも安全な場所への避難を優先してください。
防災用品③:防災用LEDライト・懐中電灯
まとめ|さんらいずケーキ店で何があったのか
岐阜県本巣市のケーキ店「さんらいず」で起きた事件について、2026年9月8日午後時点で判明している情報をまとめました。
事件が発生したのは9月5日午後9時ごろです。
当時、店は営業を終えており、2階住宅部分では66歳の女性店主と中学時代の同級生らが集まっていました。
そこへ70歳の林寛至さんが後から合流したとみられています。
その後、「人が刺された」「ガソリンがまかれた」「火事になっている」と110番通報があり、店舗兼住宅が炎上しました。
火災によって3人が死亡し、2人が負傷しています。
1階で発見された男性は腹部を正面から刺されたことによる失血死で、2階の女性は急性一酸化炭素中毒で死亡しました。
駐車場付近で発見された林さんも搬送後に死亡し、警察は林さんが事件に関与した可能性があるとみて、自宅の家宅捜索などを行っています。
さらに現場からは、複数の刃物とガソリンなどを入れる携行缶が押収されています。
ただし、誰が刺したのか、誰がガソリンをまいたのか、誰が火を付けたのか、そして事件の動機については、2026年9月8日時点では捜査中です。
今後、警察による身元確認や現場検証、関係者への事情聴取などが進めば、事件発生までの詳しい経緯が明らかになる可能性があります。
新しい情報が発表された場合は、現在報じられている「可能性」と確定した捜査結果を区別して確認する必要があります。
